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この娘、無我夢中につき。

【後編】10/16(Wed) 岡村靖幸 プチツアー「アイボリー」@SHIBUYA-AX

つづきです。ちゃんと完結します!させます!
レポというよりは感想の走り書きですが、よければ読んでやってください。


ライブ後のアンケートに「ライブで聴いてみたい曲」という項目があった頃*1
私は2つの曲を根気強く書き続けました。
1曲目は岡村ちゃんを好きになるキッカケとなった『青年14歳』
そして、もう一曲が………


第二部の幕開けは、私が聴きたくて堪らなかったあの曲でした。


岡村ちゃんにハマり始めた時、YouTubeという文明の利器を駆使して
昔の映像を貪るように観つづけていた時期がありました。
その中でも一番好きだったのが、この動画でした。


ステージ上を自由に動き回りつつ、コロコロと表情を変えながら唄う岡村ちゃん
岡村ちゃんの指揮に合わせての大合唱と、ピョンピョン飛び跳ねるベイベ達。
観ているだけでワクワクしてきて、当時まだ岡村ちゃんのライブに行ったことのない私は「私も早くこの曲歌いたい!飛び跳ねたい!」という密かな夢を抱くようになりました。
ただ、何度ライブに足を運んでも、その夢が叶うことはありませんでした。
アンケートに曲名を書く度に、むなしい気持ちになることもありました。

目の前で演奏されている曲が『Young oh!oh!』だとわかった途端、
こんなに明るい曲なのに何故か涙が出そうになりました。
歌い出す前、岡村ちゃんが「懐かしい」と呟いたのは気のせいじゃなかったみたい。
“I was just... You never dream it on
 I was just... You never do it on
 愛はジャスト You never do it on
 Baby, let me do”
岡村ちゃん、私の小さな夢を叶えてくれてありがとう。


つづく『ミラクルジャンプ』『Check out love』ともに意外な選曲。
今の岡村ちゃんが歌う2曲は、懐かしくもあり新しくもあり。
個人的には、(『モン・シロ』を挟んでの)『Peach X'mas』も嬉しいサプライズでした。
第二部は懐かしい&意外な選曲が多く、色めき立つベイベが続出!
その一曲一曲が誰かにとってのかけがえのない一曲なんだろうなぁ…。

そんなサプライズ満載の二部のラストは『Super Girl』!!!
“本当の Dance Chance Romance は自分しだいだぜ”
岡村ちゃんは念を押すように、何度も何度も言っていました。
傍から見ればただの歌詞の一節かもしれないけれど、
今の岡村ちゃんにとって、本当に伝えたい事なんだと思います。
だから、私はこの曲が、この曲を歌っている岡村ちゃんが大好きなんです。
ちなみに、この曲のラストにも
岡村靖幸(48)、側転からの股割り開脚】という
靖幸史に残るサプライズ、いや伝説を作ったことは記憶に新しいかと思います。
華麗に…というよりは、どっこいしょ感のある側転、愛らしかったです。


時間が経つのが早すぎて、あっという間に2回目のアンコール。
音も立てずに電子ピアノの前に現われる岡村ちゃん
毎回歌いだす前のゆるやかなメロディー(アドリブ?)に聴き惚れてしまいます。
そのせいか、『東京ベイベ』の前半の内容をさっぱり憶えていません。すみません…。
その代わり、後半の弾き語りが今も強烈に私のハートを鷲掴んでいることだけは確かです。

“たとえ君に彼氏がいたって構わないさ〜♪(ここまでは定番)
 だって、君の彼氏に負けてないところ、めちゃめちゃあるんだから〜♪
 (急に喋り口調で)マジだよマジ!めちゃめちゃあるんだから!!!”

あの日あの瞬間のお気持ちを、会場にいた彼氏および配偶者持ちベイベの皆々様に聞いて回りたくなりました。ちなみに私は、ときめきすぎて死ぬかと思いました。ときめき死。

東京ベイベたちを昂るだけ昂らせておいて、
岡村ちゃんの指は静かにあのメロディーを奏で始めました。
『友人のふり』、この日は1番をベイベ達が、2番を岡村ちゃんとベイベで歌いました。あんなに岡村ちゃんが歌っているのを聴くのは初めてだったかもしれません。
歌い終わりの「どうもありがとう」という言葉を聞く度に、MCなんかなくったって、岡村ちゃんはちゃんと気持ちを伝えてくれているんだということに気づかされます。

弾き語りが終わり、閉じっぱなしのカーテンを自力で開けてステージへと進む岡村ちゃん
『どうかしてるよ』のイントロが流れると、会場が静かな歓声に包まれました。
美しいメロディーと、切ない歌声に胸がきゅんとなりました。

『Out of Blue』が始まれば、それは長くて短かったDATEの終わりの合図。
会場全体が明るくなったその瞬間、岡村ちゃんにはどんな景色が見えていんだろう?といつも考えてしまいます。
楽しさと切なさと寂しさと愛しさと。いろんな感情がないまぜになった笑顔が、そこかしこに溢れているはずです。
歌い終えた後も、曲に乗せて手を振り、投げキッスを飛ばして、笑顔を振りまく岡村ちゃん
別れを惜しむように、懸命に名前を呼び、手を伸ばすベイベ達。
こんなに情熱的で愛にあふれた空間だからこそ、
この日この時間を【DATE】と呼ぶしかないんだと思います。

*1:最近のアンケートだとこの項目ないですよね…?