【後編】11/19(Wed) 岡村靖幸ライブツアー「ファイヤー」 @ EX THEATER ROPPONGI
続きです。アンコールもとい第2部から最後まで。
これ、どの曲のどの部分でやってたのか定かじゃないんですが、
やたらと岡村ちゃんが(つま先あげて)かかとだけで歩いてたのがキュートすぎました。
それまでいくら「岡村ちゃんかわいい!」と言っても通じなかった妹が、
この日を境に「うん、あれはかわいかった」と認めるようになりました。
<アンコール>
18. Adventure
第二幕の始まりは意外な曲*1。『ビジネス』ver.
19. 19歳の秘かな欲望
本日最大のサプライズ!イントロが鳴った瞬間、鳥肌。
渡辺美里さんへの提供曲かつ、アルバム『DATE』の最後を飾るこの曲。
後のMCでの白石さん曰く、「今回岡村さんがどうしても!ということで、我々一生懸命練習しました」と。
振り返れば、今回のツアーではアルバム『DATE』から実に6曲*2も演奏されてるという。
これは完全に私の邪推ですが、「19(nineteen)」「イケナイコトカイ*3」「19歳の秘かな欲望」と“19”がひとつキーワードになってる?と感じました。
(ただの偶然かもしれないけど、インスト入れなければちょうど19曲目)
私は普段あまり岡村ちゃんの年齢を意識しないのですが、彼は今年で49歳。
十何年ぶりにこの曲をやりたいと思った理由はわからないけれど、
この大好きな曲を今の岡村ちゃんが歌ってくれたことが嬉しくて堪りませんでした。
ひとつだけ心残りは、個人的に一番好きな歌詞が聴けなかったこと*4。土曜日は聴けますように。
20. Water Bed~Relax
「Water Bed」のサビを繰り返した後、Frankie Goes To Hollywoodの「Relax」へ*5。
21. ハレンチ
\違う!違う!違う!/ということで「ハレンチ」!
夢中であまり記憶にありません。ごめんなさい。笑
22. ステップUP↑
二度あることは三度ある!嬉しいサプライズ三度!!!
’13春の「むこうみずでいじらしくて」以来ですよね?
“冗談じゃねぇぜ だってそうじゃんマンスリーで人生はステップアップするもの
こんなんなった僕が言うんだ 信用しよう”
胸を張って歌う岡村ちゃんは本当にきらきら輝いてました。
マーチ!のところで手で小さく敬礼。いつかセリフも込みで全部聴けたら嬉しいなぁ。
23. Super Girl
2部のラストはおなじみのこの曲。MCを挟んで白石さんの曲紹介で始まったのですが、まさかの全然違う曲をかけてしまうという初日ならではのハプニング…!
違う曲が鳴りだした時、「んん?」と怪訝な顔で白石さんを振り返りながらも前まで歩き出していた岡村ちゃん。
やり直した2回目もなんだかグダグダで、イントロの時は珍しく素でニヤニヤしている岡村ちゃんを見てしまいました。初日はいろいろありますな。笑
曲が始まれば、ニコニコ笑顔を振りまきながら歌う、いつもの岡村ちゃん。
そして、ダンスタイムではもはや定番と化してきた側転を披露!
よくよく観察していたら、2人目のダンサーが踊ってる時から後ろで真剣な顔で準備している三番手の岡村ちゃん。
私もいつも祈るように見守ってしまいます。笑
ハプニングもありつつ、笑顔笑顔のまま第2部が終了。
<ダブルアンコール>
24. 弾き語り~六本木ベイべ
なんとこの日、エレピがまさかの下手側に登場!
この世に当たり前のことなんてない、そんな世の無常を感じました。(大げさ)
カーテンが開いて出てきた岡村ちゃんは、チェックのスーツに○の刺繍が入ったネクタイ。(スマスマのトークの時の衣装)
今回の弾き語りは、姿がよく見えない分、きちんと歌詞を暗記できました。
六本木ベイべー 愛してるぜ
君と六本木で会えるなんて思ってなかったぜ
君もそうだろ 君と六本木でDATEできるなんて
君といれば
ミッドタウンでも 六本木ヒルズじゃなくてっも
どこでも六本木なのさ
小さな公園でも 小さな商店街でも
すてきですてきでかわいい君といれば六本木なのさ
六本木ベイべー
「君と六本木でDATEできるなんて」私たちも夢にも思ってなかった。
そんな夢のようなことを、本当に実現してしまうのが、岡村靖幸。
まさに“本当のダンス・チャンス・ロマンスは自分しだい”!
忘れられない六本木DATEになりました。
25. 友人のふり
岡村ちゃんの伴奏による「友人のふり」。
周りの歌声が小さかったので、結構一生懸命歌いました。笑
岡村靖幸 友人のふり (スタジオLive) - YouTube
本人が歌う時はほぼ「でも絶対にきっと 教えてくれやしない」ですが、
音源&歌詞カードでは「答えてくれやしない」なので、ベイベはぜひ後者で歌いましょう。
26. Lion Heart
この日、とにかく声の伸びが素晴らしくて聞き惚れてしまいました。
間奏での「Come back...come back baby!」のシャウトがせつなくて…。
歌いきった後、首をたれてじっと動かない岡村ちゃんの姿にぐっときました。
この人はいつだって全力。痛いほどに胸に迫る、素晴らしい「Lion Heart」でした。
27. 弾き語り~愛の才能
運ばれたきたオベーションを肩に下げ、奏でるのは何やら大人っぽいメロディー。
テレビ番組【オトナの!】で即興演奏したような、情熱的でうねった音。
まかさのオトナの!のテーマか!?と焦っていたら、
「愛の才能ないの~♪」!!!
愛の才能ないの
愛の才能ないの 今も勉強中よ 「SOUL」
君には愛の才能があるかい
僕には残念ながらないぜ 残念ながら僕にはないぜ
愛の才能が欲しいぜ 君と愛の才能が欲しいぜ
どうすれば愛の才能が手に入るのかな
結婚すればいいのかな
かわいいかわいい子供が生まれたら
それとも親を大事にすれば 愛の才能が芽生えるの?
愛の才能ないの 今も勉強よ 「SOUL」
川本真琴さんの「愛の才能」の1フレーズからの即興(風?)弾き語り。
岡村ちゃんにとって、今も探究し続けているテーマ「愛」について。
オベーションの弦切れちゃうんじゃないかと思うくらい、激しいその弾きっぷりに会場は大盛り上がり。
下から上に弾くあの弾き方は何て言うんでしょう?
もう歌も演奏も震えるぐらいにかっこよかった…。
28. Out of Blue
オベーションが終わりのメロディーを奏で始めると、楽しかったDATEももう終わり。
弾き語りで1番を歌い切ると、バンドの演奏に身を委ねて右に左に歩きながら歌いかける岡村ちゃん。
2階→1階の順番にコール&レスポンス。
ラスト、下手側にたくさんの投げキッスをして走り去っていきました。
“デートのあとは会う前より 何故淋しいの”
ふと渡辺美里の「虹をみたかい*6」の歌詞が浮かんできました。
始まる前はあんなにドキドキわくわくしてるのに、終わった瞬間に襲ってくるこのさびしさ…!
でも確かに、楽しかった時間も嬉しかった記憶も全部ぜんぶ残っていて。
岡村ちゃんが灯してくれた燃え上がるように情熱的で、今にも消えてしまいそうな儚い“炎”。
しっかりと胸に宿して、これからの日々を歩んでいきたいと思いました。